- 2024年10月30日
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『ダイ・ハード』はなぜヒットした?マクレーンに見る「古き良きアメリカ」
アーノルド・シュワルツェネッガーと、シルヴェスター・スタローン 1980年代、アーノルド・シュワルツェネッガーと、シルヴェスター・スタローンは強烈なライバル関係にあったという。 そのことについて、シュワルツェネッガーは後にこう述べている。 「1980年代、スタローンとはただのライバルだった。とにかく […]
映画から「時代」と「今」を考察するWEBサイト
アーノルド・シュワルツェネッガーと、シルヴェスター・スタローン 1980年代、アーノルド・シュワルツェネッガーと、シルヴェスター・スタローンは強烈なライバル関係にあったという。 そのことについて、シュワルツェネッガーは後にこう述べている。 「1980年代、スタローンとはただのライバルだった。とにかく […]
文書の書き出しはいつも悩む。何かしらの思いがけない入口から紹介する映画に辿り着くようにとヒネったりもするのだが、それでも上手い書き出しが常に見つかるわけでもない。 今回紹介する『アメリ』もそうだ。 『アメリ』 『アメリ』は2001年に公開されたジャン=ピエール・ジュネ監督、オドレイ・トトゥ主演の恋愛 […]
2019年に公開された『ジョーカー』は衝撃だった。安倍元首相を銃撃した山上徹也は「ジョーカーを本当に理解できるのは自分だ」とツイートした政治家が肩入れしていた統一教会という宗教に人生をめちゃくちゃにされた。それは都市機能がままならなくなったゴッサムという社会の被害者として描かれたアーサー・フレックの […]
エンターテインメントの対極にある音 2023年度のアカデミー外国語映画賞を受賞した『関心領域』はそのアイデアもさることながら、音が凄かった。 音さえなければ、ただのドイツ兵の一家を写した退屈なフィルムだ。だが、そこに誰かの泣き叫ぶ声や銃声、怒号が聞こえる。 一家の庭にある塀を隔てた向こうはアウシュヴ […]
最初に『ターミネーター』を観た時は確か小学生の時だった。当時はまさかそれが低予算のB級映画だなんて夢にも思わなかった。 ただ、言われてみれば、終盤で骨格だけになったT-800が追いかけてくるシーンは動きがあまりにもぎこちない。 まぁ『ロボコップ』のED-209もそんな感じだったし、CGのない時代の映 […]
フジテレビのイメージの凋落が止まらない。1990年代後半から2000年代に10代を過ごした私にとってはフジテレビはまず間違いなく一番面白い、攻めたテレビ局だったのになぁ。 『ワンナイR&R』や『HEY HEYHEY』『クイズミリオネア』、『IQサプリ』、『めちゃイケ』、『笑っていいとも!』・ […]
『ワールド・ウォーZ』が好きでたまに観ている。ブラッド・ピットがカッコイイのはもちろんだが、壮大なスケールかつ、とんでもない制作費を使って表現したのがまさかのゾンビの大群というちょっと歪なバランス感覚もたまらなく好きだ。この『ワールド・ウォーZ』だが、ゾンビが大群になって全力疾走して襲い掛かる。 『 […]
ゾンビ映画といえば、低予算でも作りやすいジャンルの映画でもある。のちにゾンビ映画の巨匠として知られるジョージ・A・ロメロのデビュー作、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』はロメロが新聞社に勤めながら、友人たちと作り上げた作品だ。その予算、わずかに11万ドル。 しかし、今回紹介する『ワールド・ウォーZ […]
何回かこのサイトでも言っているが、私は日本の歴史教育には一言言いたいことがある。 とは言っても自虐史観が〜ということではなく、なぜ政治史、戦争史だけを中心にした歴史しか教えていないのかということだ。 私たちの生活により強い影響を与えるもの 確かに政治が生活に関わらないことはない。もし私達が参政権を行 […]
2012年に公開された『プロメテウス』、その続編である『エイリアン:コヴェナント』、そして『エイリアン:アウェイクニング』によって『エイリアン』に続く壮大な前日譚三部作は完成するはずだった。 しかし、『エイリアン:コヴェナント』の興行不振によって『エイリアン:アウェイクニング』の企画は中止になる。そ […]