- 2025年10月19日
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宮崎駿は自然をどう描いてきたのか?『ラピュタ』から『千と千尋の神隠し』まで
「どんなに恐ろしい武器を使っても、どんなに可哀想なロボットを操っても、人間は土から離れては生きられないのよ!」 『天空の城ラピュタ』のクライマックス、なぜ高度な文明を持つラピュタ帝国が滅びたのか、シータは再びラピュタ王として世界を支配しようとするムスカにそう言い放つ。 久々に『ラピュタ』を観た時、「 […]
「どんなに恐ろしい武器を使っても、どんなに可哀想なロボットを操っても、人間は土から離れては生きられないのよ!」 『天空の城ラピュタ』のクライマックス、なぜ高度な文明を持つラピュタ帝国が滅びたのか、シータは再びラピュタ王として世界を支配しようとするムスカにそう言い放つ。 久々に『ラピュタ』を観た時、「 […]
黒人奴隷の歴史と文化 かつてアフリカから連れてこられた黒人たちは人間とは見なされなかった。確かに彼らは奴隷ではあったが、しかし奴隷という呼び方でもまだ生温いかもしない。アフリカでは黒人は動物のように狩られた。そして奴隷船でアメリカなどへ運ばれていくわけだが、貨物と同じで不必要であれば生きたまま海へと […]
私が小さな頃はサブスクなんてなかった。それどころかDVDすらなかった。レンタルビデオも近所にはない。なので、映画と言えば金曜ロードショーなど放送された映画をビデオテープに録画するしかなかった。今の時代のように映画を観る量こそ稼げないものの、ただ一本のテープを何回も何回も繰り返し観たという経験もそれに […]
書くことについて 先日、Xの方でも少し呟いたが、時に映画の解説や考察を書くことは、何かと格闘しているような気分になる。正解はどこかにある。だが、映画を観て、どう感じたかを理由も付けて文章化しなければならない。間違っても「ヤバい」なだけでは済ませられない(使いたくもないが)。 もちろん、そんなのは序の […]
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は1985年に公開された、ロバート・ゼメキス監督、マイケル・J・フォックス主演のSF映画だ。 おちこぽれの高校生マーティ・マクフライが、親友で変わり者の発明家、ドクの開発したタイムマシンで30年前の1955年にタイムスリップしてしまう。 さて、『バック・トゥ・ザ・フ […]
「強欲は善だ」 1987年に公開されたオリバー・ストーン監督の『ウォール街』の中で、敏腕投資家のゲッコーは株主たちの前でそう言い放つ。 ゲッコーは「金儲けはセックスより気持ちいい」「友達なんていらない、犬で十分だ」「起きろ、金は眠らない」など、飾らない強欲さで強いインパクトを残した。 だからだろう、 […]
ホラー映画の代表的なアイコン 『13日の金曜日』と言えば、なんと言ってもジェイソンだ。年に何度か13日が金曜日になる月はあるが、その日はSNSのタイムラインにもジェイソンは多く登場している。 今でもそうかはわからないが、ジェイソン・ボーヒースというキャラクターは間違いなくホラー映画の代表的なアイコン […]
ホラー映画は苦手だ。そもそも怖いのが苦手な上に、いきなり大きな音を出したり、驚かすような演出(ジャンプスケア)に至っては、もうそれはただびっくりさせたいだけで、純粋な恐怖とは別の目的での演出のような気さえする。 それでも時にはおおっ、と思わせてくれる作品に出会えることもある。それは「哀しみ」のある作 […]
『ゴーン・ガール』 2015年に公開された、デヴィッド・フィンチャー監督のスリラー『ゴーン・ガール』。 仲睦まじい夫婦であるニックとエイミーだが、5回目の結婚記念日に、エイミーは忽然と姿を消す。家の中にはエイミーの血痕があり、何らかの事件に巻き込まれた疑いが強くなる。夫のニックは妻の無事を願う記者会 […]
『クレヨンしんちゃん モーレツ!嵐を呼ぶオトナ帝国の逆襲』(以下『オトナ帝国』)はクレヨンしんちゃん映画というよりも、すべての邦画と比較しても名作と言っていいだろう。その人気は根強く、2010年に発表されたキネマ旬報創刊90周年オールタイムベスト・テン 日本映画アニメーション部門でも4位を獲得してい […]