• 2024年9月10日
  • 2024年9月13日

『エイリアン:ロムルス』現代の若者を描く意味「ドント・ブリーズ」との共通点とは?

2016年に公開されたホラー映画『ドント・ブリーズ』で一躍脚光を浴びたのが、南米ウルグアイの映画監督であるフェデ・アルバレスだ。 アルバレスの長編デビュー作は『死霊のえじき』のリブートであった。『ドント・ブリーズ』の後も『悪魔のいけにえ』の続編となる『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』 […]

  • 2024年6月23日
  • 2024年10月30日

『バッドボーイズ RIDE OR DIE』

ウィル・スミスによるクリス・ロック殴打事件 ウィル・スミスが妻であるジェイダ・ピンケット・スミスを侮辱されたとしてアカデミー賞の授賞式でコメディアンのクリス・ロックに平手打ちをお見舞いしたのは2022年だった。その授賞式ではウィル・スミス自身も初となる主演男優賞を授賞した記念すべき日であったがこの騒 […]

  • 2024年5月30日
  • 2024年5月30日

『関心領域』問題は無関心だけなのか?ルドルフ・ヘスの人間性とは

2024年3月に開催された第96回アカデミー賞では、『オッペンハイマー』が作品賞に輝いた。やはり、アカデミー賞の各部門の中で作品賞が一番の華だろう。 加えて『ゴジラ-1.0』のアジア圏で初となる視覚効果賞の受賞も大きなニュースになった。 そしてもう一つ目立ったのが『関心領域』という作品だ。 『関心領 […]

  • 2024年5月23日
  • 2024年5月23日

「スーパーヒーロー疲れ」はなぜ起きたのか?

「スーパーヒーロー映画疲れ」という言葉が囁かれて久しい。「スーパーヒーロー映画疲れ」というのはマーベル映画のMCUをはじめとするスーパーヒーロー映画を追いかけるのにファンが疲れてしまい、興行収入が下がり始めた現象を指す。 一時は北米での映画の興行収入の3割を占め、長く映画業界のを支えてきたスーパーヒ […]

  • 2024年5月22日
  • 2024年5月31日

『スパイナル・タップ』多くのミュージシャンに愛された、最もリアルなロック映画

15年ぶりのライヴ 2022年のクリスマスは縁があって15年ぶりにライヴを行った。ステージ上でのカッコよさだけではなく、予期せぬトラブルやスタジオ練習などの裏側を含めてロックバンドだと思う。 実際、リハーサルまでは何もなかったのに、本番では私のベースから音が出ないというトラブルが発生、アンプを介して […]

  • 2024年5月20日
  • 2024年10月2日

『ターミネーター』

今回はSF映画の名作である『ターミネーター』について解説したい。 子供の頃に『ターミネーター』の設定を知った時は衝撃的だった。金属の骨格を生きた生体細胞で覆うなんていう奇抜なアイデアは『ターミネーター』以外では聞いたこともない。 『ターミネーター』はその後数多くの続編と映画のみならず様々なメディア展 […]

  • 2024年5月19日
  • 2024年5月31日

『キャリー』殺戮のシンデレラ

あれは確か小学生の頃だったか、夜中に姉と映画紹介のテレビ番組を見ていたら、血の入ったバケツがひっくり返って頭から血を浴びているドレス姿の若い女性の映像が映し出された。その衝撃は今でもよく覚えている。 もちろん、これを読んでいる人にはもうおわかりだろう。ブライアン・デ・パルマの名作ホラー『キャリー』だ […]

  • 2024年5月18日
  • 2024年5月31日

『ザ・フライ』

私が映画に夢中になりだしたのは小学生のころだ。小学生から中学生の頃は木曜から日曜まで毎週必ずテレビから流れる映画を観ていた。 木曜洋画劇場、金曜ロードショー、ゴールデン洋画劇場、日曜洋画劇場。 週の半分以上のゴールデンタイムに映画が放送されるとは、サブスクリプション全盛の今ではとても考えられないこと […]

  • 2024年5月16日
  • 2024年10月30日

『ダイ・ハード4.0』

失語症により俳優業からの引退を発表したブルース・ウィリス。彼の代表作が『ダイ・ハード』シリーズであることに異論を挟む人は少ないだろう。 1988年に公開された『ダイ・ハード』は普通の男が自分の身に降りかかった不運をボヤきながらも、肉体だけでなく、頭脳と機転を駆使して悪と立ち向かう点が新鮮だった。 シ […]

  • 2024年5月16日

ドナルド・トランプはハリウッド映画をどう変えたのか?

2017年1月、ドナルド・トランプが大統領に就任した。だが、ハリウッドの名優たちはこぞってトランプに反発した。 例えば、メリル・ストリープはゴールデン・グローブ賞の受賞式で、明言は避けながらもドナルド・トランプについて「無礼は無礼を招き、暴力は暴力を招く。権力者がその地位を使って他者をいじめたら私た […]

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BLACK MARIA NEVER SLEEPS.

映画から「時代」と「今」を考察する
「映画」と一口に言っても、そのテーマは多岐にわたる。
そしてそれ以上に観客の受け取り方は無限大だ。 エジソンが世界最初の映画スタジオ、通称「ブラック・マリア」を作った時からそれは変わらないだろう。
映画は決して眠らずに「時代」と「今」を常に映し出している。

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