映画から「時代」と「今」を考察するWEBサイト

  • 2025年11月11日
  • 2025年11月12日

『プレデター:バッドランド』の時系列 なぜウェイランド・ユタニが登場したのか?

© 2025 20th Century Studios, Inc. ティアの背後にはウェイランド・ユタニ社のロゴが映っている 映画の中の悪役とは個人だけではない。企業もまた悪役となることがある。 『ジュラシック・パーク』のインジェン社 『ターミネーター』のサイバーダイン社 『バイオハザード』のアンブ […]

  • 2025年11月9日
  • 2025年11月9日

『プレデター:バッドランド』弱いプレデターを描く意味とは?

プレデターと人間 『プレデター』シリーズは回を増すごとにプレデターと人間の関係性が深くなっている。 一作目の『プレデター』では、人間にとってプレデターは単なる強力な怪物として描かれていた。 1990年の『プレデター2』では人間がプレデターから認められるようになる。 2004年の『エイリアンVSプレデ […]

  • 2025年11月7日
  • 2025年11月7日

『もののけ姫』結末の意味を紐解く

『もののけ姫』 『もののけ姫』は1997年に公開された宮崎駿監督のアニメ映画だ。スタジオジブリの作品としてはとしては作目の映画になる。 『もののけ姫』の解説記事でも書いたが、『もののけ姫』の公開当時はその暴力描写な話題になっていたのを覚えている。 今でこそスタジオジブリ作品の公開と言えば、老若男女の […]

  • 2025年11月6日
  • 2025年11月6日

『ルパン三世 ルパンVS複製人間』

あれは確か大学1年生の頃だったと思うが、SEAMOの『ルパン・ザ・ファイヤー』という曲がヒットし、SEAMOのブレイクのきっかけにもなった(今はどの曲がヒットしているかなんてチンプンカンプンだが、この頃まではそれなりにヒットチャートを追っていたのだ)。 正直に言うと、私は発売当時からこの曲が大嫌いだ […]

  • 2025年11月3日
  • 2025年11月3日

フィルム・ノワールとは何か

フィルム・ノワールとは フィルム・ノワールとは一般に1940年代から1950年代後半にかけて、ハリウッドで製作された犯罪映画のジャンルを指す。 ただ、先に伝えておきたいのは、フィルム・ノワールは映画の分類の一つだが、それに明確な定義はないということだ。ただ、一般的には黒を基調としたコントラストを際立 […]

  • 2025年11月3日
  • 2025年11月3日

『THIS IS IT』マイケル・ジャクソンは誰に殺されたのか?

マイケル・ジャクソンの死 マイケル・ジャクソンが亡くなった日のことは今でもよく覚えている。誰もがその名を知るスーパースターの突然の死。私は当時大学生だった。バイト先のスーパーのおばちゃんにそのことを伝えると、「!?ウソでしょ?!」としばし絶句していた。おそらくは、若い頃にマイケル・ジャクソンの圧倒的 […]

  • 2025年11月3日
  • 2025年11月3日

『ダーティハリー2』ダーティハリー症候群への自己回答

『ダーティハリー』の記事を書いてる時に、面白い言葉を見つけた。 なんでも「ダーティハリー症候群」というものがあるらしい。 ダーティハリー症候群 ダーティハリー症候群とは、警察官など、法の執行者が陥るとされる精神状態の俗称で、別名ワイアット・アープ症候群とも呼ばれる。 簡単に言えば、「正義のためなら悪 […]

  • 2025年11月3日
  • 2025年11月3日

『ハンニバル』なぜリドリー・スコットはトマス・ハリスの結末を変更したのか?

トマス・ハリスは寡作な作家だが、その著作のほとんどが映画化されている。 特にハンニバル・レクターを描いた 『レッド・ドラゴン』 『羊たちの沈黙』 『ハンニバル』 『ハンニバル・ライジング』 は映画シリーズとしても人気となり、映画史にもハンニバル・レクターという強烈な悪役を刻みつけた。 小説『ハンニバ […]

  • 2025年10月26日
  • 2025年10月27日

『ノーカントリー』結末の意味を解説 ベルの夢は何を伝えたかったのか?

今では信じられないが、戦前は「西部劇なら必ず当たる」と言われ、年間100本以上の西部劇映画が製作されていたそうだ。その多くが単純な勧善懲悪もので、アメリカの自尊心を高め、我こそが正義と思わせるには十分だっただろう。 西部劇の正義の味方と言えば保安官だ。危険と正義を手に日々悪漢たちに立ち向かって行く。 […]

  • 2025年10月26日
  • 2025年11月8日

『ルパン三世 カリオストロの城』ラストの名セリフを超える!作品に込められた本音を紐解く

初めて『ルパン三世 カリオストロの城』(以下『カリオストロの城』)を観たのはいつだったか、もはや覚えていない。おそらく小学生の頃、『金曜ロードショー』で放映されていたのをたまたま観たのが、『カリオストロの城』に最初に触れた瞬間だったと思う。 『カリオストロの城』が邦画史上に残る名作なのは今さら言うま […]

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BLACK MARIA NEVER SLEEPS.

映画から「時代」と「今」を考察する
「映画」と一口に言っても、そのテーマは多岐にわたる。
そしてそれ以上に観客の受け取り方は無限大だ。 エジソンが世界最初の映画スタジオ、通称「ブラック・マリア」を作った時からそれは変わらないだろう。
映画は決して眠らずに「時代」と「今」を常に映し出している。

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