- 2024年10月2日
- 2024年10月20日
『ターミネーター2』冷戦後の未来を描いたシリーズ最高傑作
最初に『ターミネーター』を観た時は確か小学生の時だった。当時はまさかそれが低予算のB級映画だなんて夢にも思わなかった。 ただ、言われてみれば、終盤で骨格だけになったT-800が追いかけてくるシーンは動きがあまりにもぎこちない。 まぁ『ロボコップ』のED-209もそんな感じだったし、CGのない時代の映 […]
最初に『ターミネーター』を観た時は確か小学生の時だった。当時はまさかそれが低予算のB級映画だなんて夢にも思わなかった。 ただ、言われてみれば、終盤で骨格だけになったT-800が追いかけてくるシーンは動きがあまりにもぎこちない。 まぁ『ロボコップ』のED-209もそんな感じだったし、CGのない時代の映 […]
フジテレビのイメージの凋落が止まらない。1990年代後半から2000年代に10代を過ごした私にとってはフジテレビはまず間違いなく一番面白い、攻めたテレビ局だったのになぁ。 『ワンナイR&R』や『HEY HEYHEY』『クイズミリオネア』、『IQサプリ』、『めちゃイケ』、『笑っていいとも!』・ […]
『ワールド・ウォーZ』が好きでたまに観ている。ブラッド・ピットがカッコイイのはもちろんだが、壮大なスケールかつ、とんでもない制作費を使って表現したのがまさかのゾンビの大群というちょっと歪なバランス感覚もたまらなく好きだ。この『ワールド・ウォーZ』だが、ゾンビが大群になって全力疾走して襲い掛かる。 『 […]
ゾンビ映画といえば、低予算でも作りやすいジャンルの映画でもある。のちにゾンビ映画の巨匠として知られるジョージ・A・ロメロのデビュー作、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』はロメロが新聞社に勤めながら、友人たちと作り上げた作品だ。その予算、わずかに11万ドル。 しかし、今回紹介する『ワールド・ウォーZ […]
何回かこのサイトでも言っているが、私は日本の歴史教育には一言言いたいことがある。 とは言っても自虐史観が〜ということではなく、なぜ政治史、戦争史だけを中心にした歴史しか教えていないのかということだ。 私たちの生活により強い影響を与えるもの 確かに政治が生活に関わらないことはない。もし私達が参政権を行 […]
2012年に公開された『プロメテウス』、その続編である『エイリアン:コヴェナント』、そして『エイリアン:アウェイクニング』によって『エイリアン』に続く壮大な前日譚三部作は完成するはずだった。 しかし、『エイリアン:コヴェナント』の興行不振によって『エイリアン:アウェイクニング』の企画は中止になる。そ […]
『侍タイムスリッパー』という映画を知っているだろうか? 最初は2024年の8月17日にわずか1館のみの映画館で公開された自主制作映画だが、その面白さが評判を呼び、9月13日からは全国の100を超えるスクリーンでの公開が実現している。 このヒットを「第二の『カメ止め』」だと評する声も多い。 『カメ止め […]
映画で大事なものってなんだろう?俳優?監督?演出?脚本? 色々意見はあるだろうが、個人的には決して予算や俳優の人気ではないと断言しておく。 例えば2007年に公開された『リトル・ミス・サンシャイン』。公開時はわずか7館での公開だったものの、そのハートフルで共感とカタルシスに溢れた内容は評判を呼び、最 […]
※この考察・解説では『スオミの話をしよう』『イヴの総て』『ゴーン・ガール』の結末のネタバレが含まれています。 以前から三谷幸喜監督のファンだ(これ、以前にも言った気がするけどご容赦ください)。『ギャラクシー街道』のような例もあるから、「ハズレがない」とまでは言えないまでも、かなり高い打率を維持してい […]
1979年に公開された『エイリアン』、その撮影現場で監督のリドリー・スコットは常にスタジオからの圧力に晒され続けた。そのために現場には常に緊張感が漂っていたという。しかし、公開してみれば『エイリアン』はご存知のように大ヒット、主演のシガーニー・ウィーバー、監督のリドリー・スコットもその知名度を飛躍的 […]