• 2025年8月1日
  • 2025年8月1日

魔法のような黒人「マジカル・ニグロ」とは?

これを書いているのは2025年7月25日。参議院選挙が終わって約一週間といったところだ。 個人的には選挙戦において外国人問題がこれほど争点化するとは思っていなかった。外国人問題を声高に叫んでいたのは参政党だった。この背景には岸田政権に代表されるように、直近の自民党政権が、日本人より海外や在日外国人に […]

  • 2025年7月23日
  • 2025年8月16日

『トゥモロー・ワールド』

『トゥモロー・ワールド』という映画はなんとなく名前は知っていた。『押井守の映画50年50本』で押井守監督が本作について「本当にビックリした」と述べていたからだ。こうなるともうその先の解説は、実際に映画を観てからでないと、読み進めるわけにはいかない。 すぐにDVDを借りてきて観てみた。 『トゥモロー・ […]

  • 2025年7月21日
  • 2025年9月8日

『エル ELLE』映画版だけの結末が意味するものとは?

ポール・ヴァーホーヴェンは2001年に監督を務めた『インビジブル』を最後にハリウッドを離れ、故郷のオランダへ舞い戻った。 『インビジブル』の原題は『Hollow man』だが、ヴァーホーヴェンは『インビジブル』の製作を振り返って「スタジオの奴隷になった気がした」「空虚(Hollow)な作品だ」と振り […]

  • 2025年7月13日

なぜVはガイ・フォークスの仮面を被るのか?

『Vフォー・ヴェンデッタ』 2005年に公開された『Vフォー・ヴェンデッタ』の主人公はガイ・フォークスの仮面を被った、「V」と名乗る素性不明の男だ。 作品の舞台は第三次世界大戦後のイギリス。そこではイギリス世界一の覇権国家となると同時に全体主義国家となり、秘密警察がはびこる監視社会にもなっている。 […]

  • 2025年7月10日
  • 2025年7月10日

なぜデヴィッド・リンチは『フェイブルマンズ』でジョン・フォードを演じたのか?

『フェイブルマンズ』はスティーヴン・スピルバーグの自伝的な作品だ。 『レディ・プレイヤー1』のようなエンターテインメントでもなく、『ジュラシック・パーク』のような迫力もなく、『プライベート・ライアン』のような衝撃もない。 はっきり言ってしまえば、地味な作品だ。だからだろう、私が映画館へ足を運んだ時、 […]

  • 2025年7月6日
  • 2025年11月24日

ディストータス・レックスとは? 怪物と生物の境界線

© 2025 Universal Pictures. 予告編では一瞬だけディストータス・レックスの姿が映し出された 『ジュラシック・ワールド』の解説でも書いたのだが、『ジュラシック・ワールド』以降の『ジュラシック・パーク』シリーズはだんだん恐竜映画とは離れたものに向かっているのではないかという思いが […]

  • 2025年6月18日
  • 2025年10月26日

幻の『押井守版ルパン三世』は何を盗もうとしたのか?

様々な事情で公開まで辿り着かなかった幻の映画がある。 有名なのはアレハンドロ・ホドロフスキーの『DUNE』だろう。 フランク・ハーバートのSF小説の傑作『DUNE』を原作とした作品で、もし実現していればデヴィッド・リンチやドゥニ・ヴィルヌーヴに先駆けて『DUNE』の映画化となったはずだ。『エル・トポ […]

  • 2025年6月8日
  • 2025年7月16日

『28日後…』2000年代のゾンビ映画は何を描いているのか

ソンビ映画ブーム ゾンビ映画の歴史を紐解いていくと、何度かのソンビ映画ブームとも呼ぶべき時期があることに気づく。 まず最初は1920年代。狼男や吸血鬼といった古典的なテーマのホラー映画がヒットしていた時代だ。そうしたモンスターに並んでゾンビは初めてスクリーンに姿を現す。 次に1970〜80年代を中心 […]

  • 2025年6月8日
  • 2025年7月8日

『REVENGE リベンジ』「サブスタンス」に続くコラリー・ファルジャの作家性とは?

コラリー・ファルジャ監督の『サブスタンス』は抜群に面白かった。ジャンルはホラーなのだが、美と若さに取り憑かれた主人公を通して、社会に蔓延する内容で、その表現にも一切の妥協がなかったように思う。 個人的に、優れた映画というものはどんなジャンルであれ、社会への鋭いメッセージが隠されていると思う。 『サブ […]

  • 2025年6月8日
  • 2025年10月29日

『告発の行方』は実話なのか?トラウマレベルの「痛み」を描いた理由

『羊たちの沈黙』は、『カッコーの巣の上で』以来となるアカデミー主要5部門完全制覇を成し遂げた。この快挙は『羊たちの沈黙』を最後に30年以上成し遂げられていないままだ。 この主要5部門のうち、特筆すべきは主演女優賞を獲得したジョディ・フォスターだろう。なにしろ彼女はその3年前にもアカデミー賞主演女優賞 […]

NO IMAGE

BLACK MARIA NEVER SLEEPS.

映画から「時代」と「今」を考察する
「映画」と一口に言っても、そのテーマは多岐にわたる。
そしてそれ以上に観客の受け取り方は無限大だ。 エジソンが世界最初の映画スタジオ、通称「ブラック・マリア」を作った時からそれは変わらないだろう。
映画は決して眠らずに「時代」と「今」を常に映し出している。

CTR IMG