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作品解説

  • 2025年9月18日
  • 2025年9月26日

『戦場のピアニスト』シュピルマンの人生にポランスキーは何を見たのか

さて、ロマン・ポランスキーについて、どこから語ったらいいものだろうか。犯罪史に残る、凄惨な殺人事件の被害者としてだろうか、それとも幼女をレイプした罪でアメリカに戻ることを許されない逃亡者としてだろうか、それとも、間一髪でホロコーストから生き延びた、ナチス・ドイツの被害者としてだろうか。 ひとまず今回 […]

  • 2025年8月17日

『ナチュラル・ボーン・キラーズ』

オリバー・ストーンは限りなく現実に近づきながらも、そこへ沈むのではなく、理想の方へ落ちていく、そんな映画監督だと思う。 現実と理想の間 ストーンの代表作では、『プラトーン』『ウォール街』が有名だが、主人公はどちらも純粋な若者だ。彼らは純粋が故の野心であったり、理想を抱いて、現実に向かう。それがベトナ […]

  • 2025年8月15日
  • 2025年8月16日

『ブレードランナー』に込められた本当の意味を完全解説!難解な謎を紐解く

※この解説記事は3万6000字を超えるボリュームで構成されています。 子供の頃、本の中で紹介されていた「未来の暮らし」は今で言うネットショッピングや、オンラインゲーム、そして空飛ぶクルマや宇宙旅行だった。前者に関してはインターネットの発達でもはや日常となったが、後者に関してはほとんど実現していない。 […]

  • 2025年8月11日
  • 2025年10月27日

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』ギャレス・エドワーズの「原点回帰」は成功したのか?

一番最初に観たホラー映画 物心ついた頃に家に唯一あった映画のVHSは『ジュラシック・パーク』だった。当時からゴジラ映画などの「怪獣モノ」は好きだったが、『ジュラシック・パーク』はその恐怖描写が段違いだった。コップの水が揺れるだけで、「何か巨大なものがこっちに来る」ことを予感させる演出は素直に凄いと思 […]

  • 2025年7月23日
  • 2025年8月16日

『トゥモロー・ワールド』

『トゥモロー・ワールド』という映画はなんとなく名前は知っていた。『押井守の映画50年50本』で押井守監督が本作について「本当にビックリした」と述べていたからだ。こうなるともうその先の解説は、実際に映画を観てからでないと、読み進めるわけにはいかない。 すぐにDVDを借りてきて観てみた。 『トゥモロー・ […]

  • 2025年7月21日
  • 2025年9月8日

『エル ELLE』映画版だけの結末が意味するものとは?

ポール・ヴァーホーヴェンは2001年に監督を務めた『インビジブル』を最後にハリウッドを離れ、故郷のオランダへ舞い戻った。 『インビジブル』の原題は『Hollow man』だが、ヴァーホーヴェンは『インビジブル』の製作を振り返って「スタジオの奴隷になった気がした」「空虚(Hollow)な作品だ」と振り […]

  • 2025年6月8日
  • 2025年7月16日

『28日後…』2000年代のゾンビ映画は何を描いているのか

ソンビ映画ブーム ゾンビ映画の歴史を紐解いていくと、何度かのソンビ映画ブームとも呼ぶべき時期があることに気づく。 まず最初は1920年代。狼男や吸血鬼といった古典的なテーマのホラー映画がヒットしていた時代だ。そうしたモンスターに並んでゾンビは初めてスクリーンに姿を現す。 次に1970〜80年代を中心 […]

  • 2025年6月8日
  • 2025年7月8日

『REVENGE リベンジ』「サブスタンス」に続くコラリー・ファルジャの作家性とは?

コラリー・ファルジャ監督の『サブスタンス』は抜群に面白かった。ジャンルはホラーなのだが、美と若さに取り憑かれた主人公を通して、社会に蔓延する内容で、その表現にも一切の妥協がなかったように思う。 個人的に、優れた映画というものはどんなジャンルであれ、社会への鋭いメッセージが隠されていると思う。 『サブ […]

  • 2025年6月8日
  • 2025年10月29日

『告発の行方』は実話なのか?トラウマレベルの「痛み」を描いた理由

『羊たちの沈黙』は、『カッコーの巣の上で』以来となるアカデミー主要5部門完全制覇を成し遂げた。この快挙は『羊たちの沈黙』を最後に30年以上成し遂げられていないままだ。 この主要5部門のうち、特筆すべきは主演女優賞を獲得したジョディ・フォスターだろう。なにしろ彼女はその3年前にもアカデミー賞主演女優賞 […]

  • 2025年6月1日
  • 2025年7月8日

『ジュラシック・ワールド』インドミナス・レックスが作られた本当の意味とは?

これを書いているのは、『ジュラシック・ワールド 復活の大地』の公開を約2ヶ月後に控えた2025年5月だ。 ディストートゥス・レックス 数日前に第二弾となる予告編が公開され、かねてより発表されていた新恐竜ディストートゥス・レックスの風貌が明らかになった。 監督を務めるギャレス・エドワーズは新恐竜のデザ […]

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BLACK MARIA NEVER SLEEPS.

映画から「時代」と「今」を考察する
「映画」と一口に言っても、そのテーマは多岐にわたる。
そしてそれ以上に観客の受け取り方は無限大だ。 エジソンが世界最初の映画スタジオ、通称「ブラック・マリア」を作った時からそれは変わらないだろう。
映画は決して眠らずに「時代」と「今」を常に映し出している。

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