- 2024年2月26日
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『ワンダーウーマン 1984』なぜ1980年代なのか?賛否両論の続編を読み解く
「世界を変えようとしたあの頃戦争を止め、平和をもたらそうとした。だが、明るい光に差す影を私は見た。誰の心にも光と闇がある。選択で人は変わる。それはどんな英雄にも変えられない。私は学んだ。愛だけが本当に人を救えると」というモノローグで『ワンダーウーマン』は幕を閉じる。『ワンダーウーマン』の舞台は第一次 […]
「世界を変えようとしたあの頃戦争を止め、平和をもたらそうとした。だが、明るい光に差す影を私は見た。誰の心にも光と闇がある。選択で人は変わる。それはどんな英雄にも変えられない。私は学んだ。愛だけが本当に人を救えると」というモノローグで『ワンダーウーマン』は幕を閉じる。『ワンダーウーマン』の舞台は第一次 […]
2001年に公開されたM・ナイト・シャマラン監督の『アンブレイカブル』は一言で言えばスーパーヒーロー映画だ。 骨形成不全症でコミックの画廊を経営するイライジャは世界には自分と対極の存在があると信じ、その者こそがスーパーヒーローであるという信念を持っていた。 そしてついにその男を見つける。デヴィッド・ […]
『ゴジラ-1.0』以来、三ヶ月ぶりに映画館へ足を運んだ。単純に『ゴジラ-1.0』ほど観たい映画がなかったのだ。 ただ、予告編を観てこれは観ておきたいと楽しみにしている作品はあった。それが今回解説する『哀れなるものたち』だ。 『哀れなるものたち』 『哀れなるものたち』は2024年に公開されたヨルゴス・ […]
『シックスセンス』で世界の度肝を抜いたM・ナイト・シャマランがその次に発表したのが『アンブレイカブル』だ。 主演は『シックスセンス』に引き続きブルース・ウィリスが務めているために、日本では『シックスセンス』の続編と誤認させるような宣伝も行われていたように思うが、れっきとした別作品だ。 『アンブレイカ […]
好きな恋愛映画は数多くある。ざっと思い付くだけでも『ローマの休日』、『ノッティングヒルの恋人』、『恋人たちの予感』、『マディソン郡の橋』、『最後の恋のはじめ方』、『アニー・ホール』などが挙げられる。 しかし、一番好きな恋愛映画と言われたら、それはもう『(500)日のサマー』しかない。 ラブストーリー […]
ティム・バートン監督の映画『エド・ウッド』は「史上最低の映画監督」との異名を取る映画監督エド・ウッドへの愛に溢れたドラマ映画だ。伝記映画と呼ぶにはいささか創作が過ぎる部分があるものの、映画への熱い情熱だけで日々を生きる若きエド・ウッドの姿をユーモラスに描いている。 エド・ウッドは存命中には決して報わ […]
三木聡監督のファンになって10年以上が経つ。きっかけは今はなき天神の国体道路沿いにあったTSUTAYAだ。麻生久美子さんが大好きな私は、可愛らしい麻生久美子さんがメインビジュアルになっていた『インスタント沼』のDVDを気づけば手に取っていた。 『インスタント沼』の麻生久美子さんはもちろん素晴らしかっ […]
映画と詩 ハリウッド映画には詩や小説の一節を引用する場面が多く見られる。 2015年に公開されたクリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』では人類の新たな居住地を探す挑戦を描く物語だが、その計画の途中で責任者のブランド博士が死亡する。死の床にあるブランド博士は計画の前提となる方程式に嘘があっ […]
「この作品は『フォレスト・ガンプ/一期一会』への反論のつもりで撮った」 リー・ダニエルズは自身の監督作である『大統領の執事の涙』をそう紹介した。 『フォレスト・ガンプ』への反論 『フォレスト・ガンプ/一期一会』はアカデミー賞作品賞を始め、多くの賞を獲得した名作映画であることに疑いはないが、第二次世界 […]
ホラー映画は苦手だ。映画館では新作映画の予告編を観るのも楽しみの一つだが、ホラー映画の予告編に当たってしまった時は何かしらの罰を受けている感じさえする。 ただ、このサイトでもいくつかのホラー映画は紹介している。『悪魔のいけにえ』や『ゾンビ』だ。ホラー映画であっても、多くの後続映画に影響を与えた名作は […]