• 2024年5月18日
  • 2025年7月1日

『ザ・フライ』あの結末はハッピーエンドだったのか?

私が映画に夢中になりだしたのは小学生のころだ。小学生から中学生の頃は木曜から日曜まで毎週必ずテレビから流れる映画を観ていた。 木曜洋画劇場、金曜ロードショー、ゴールデン洋画劇場、日曜洋画劇場。 週の半分以上のゴールデンタイムに映画が放送されるとは、サブスクリプション全盛の今ではとても考えられないこと […]

  • 2024年5月16日
  • 2024年10月30日

『ダイ・ハード4.0』

失語症により俳優業からの引退を発表したブルース・ウィリス。彼の代表作が『ダイ・ハード』シリーズであることに異論を挟む人は少ないだろう。 1988年に公開された『ダイ・ハード』は普通の男が自分の身に降りかかった不運をボヤきながらも、肉体だけでなく、頭脳と機転を駆使して悪と立ち向かう点が新鮮だった。 シ […]

  • 2024年5月16日

ドナルド・トランプはハリウッド映画をどう変えたのか?

2017年1月、ドナルド・トランプが大統領に就任した。だが、ハリウッドの名優たちはこぞってトランプに反発した。 例えば、メリル・ストリープはゴールデン・グローブ賞の受賞式で、明言は避けながらもドナルド・トランプについて「無礼は無礼を招き、暴力は暴力を招く。権力者がその地位を使って他者をいじめたら私た […]

  • 2024年5月14日
  • 2024年12月19日

世界の終わりから雪解けまで ハリウッドは、冷戦をどう描いてきたのか

「我は死神なり、世界の破壊者なり」 このセリフは『オッペンハイマー』で原爆を開発したロバート・オッペンハイマーが、世界初の核実験であるトリニティ実験の成功の際に口にした言葉である。 第二次世界大戦終結後の世界 アメリカの原子爆弾開発には2つの理由があった。一つは戦争を早期に終わらせるためだ。だがこれ […]

  • 2024年5月13日
  • 2024年6月1日

『スパイナル・タップ』とマーシャル1959 JMP100

1984年に公開されたロブ・ライナー監督のカルト映画『スパイナル・タップ』。 架空のロックバンドであるスパイナル・タップのツアーを撮影したというモキュメンタリー、いわゆる疑似ドキュメンタリー映画だ。 いわゆる「ロックバンドあるある」を時に真面目に時に可笑しく盛り込んだ本作は世界中でカルト的な人気を博 […]

  • 2024年5月6日
  • 2025年8月20日

『タイタニック』時代考証の凄さと隠されたウソ

『タイタニック』の解説を書いた。『タイタニック』を恋愛映画としてではなく、フェミニズム映画として解説を試みたのだが、『タイタニック』について当時の制作秘話やインタビューを探っていくうちに、これはフェミニズムという側面からだけでは到底語り尽くせない作品だと痛感した。 だから、解説の方の『タイタニック』 […]

  • 2024年5月6日
  • 2024年10月2日

歴代『ターミネーター』シリーズが反映してきた時代とテクノロジーの進化

1984年に公開された『ターミネーター』がジェームズ・キャメロンの悪夢から生まれた物語というのは有名だろう。 ジェームズ・キャメロンの初監督作品は『ピラニア』の続編として1981年に公開された『殺人魚フライングキラー』というB級ホラー映画だが、キャメロンにとっては監督に抜擢されたにも関わらず、2週間 […]

  • 2024年4月30日
  • 2025年7月6日

『プロミシング・ヤング・ウーマン』最後のメールの意味は?結末から作品のメッセージを考察

「金曜日は楽しませてくれる悪い男の子が必要 日曜日に私を起こしてくれる優しい男の子とが必要 月曜日の夜には仕事場の男の子が来てくれる 全員欲しい」 『プロミシング・ヤング・ウーマン』はチャーリー・XCXの『Boys』という曲から始まる。 この歌詞だけ見ると都合の良い男だけを欲しがっている女尊男卑のよ […]

  • 2024年4月27日
  • 2026年1月12日

ゴジラのサイズ変遷から見る、日本の経済発展

今回はゴジラの大きさの話をしたい。1954年に公開された『ゴジラ』の身長は50メートルだった。そこから1975年の『メカゴジラの逆襲』までは一貫してこの身長のままなのだが、1984年に公開された『ゴジラ』では80メートルにまで巨大化している。そして、バブルの絶頂の1991年に公開された『ゴジラvsキ […]

  • 2024年4月21日
  • 2026年1月12日

『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』はなぜヒットしたのか?イベントとしての映画

『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』が公開わずか3日で33億円の興行収入を突破したという。そのニュースを目にした時は素直に凄いと思う気持ち半分、日本全体が幼稚化しているのではないかという気持ち半分だった。 『鬼滅の刃』もそうだが、少年マンガの劇場版が歴代の興行収入上位に食い込んでくる昨今の状況を見 […]

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BLACK MARIA NEVER SLEEPS.

映画から「時代」と「今」を考察する
「映画」と一口に言っても、そのテーマは多岐にわたる。
そしてそれ以上に観客の受け取り方は無限大だ。 エジソンが世界最初の映画スタジオ、通称「ブラック・マリア」を作った時からそれは変わらないだろう。
映画は決して眠らずに「時代」と「今」を常に映し出している。

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