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作品解説

  • 2023年5月28日
  • 2024年5月31日

『クリード 過去の逆襲』デイミアンはなぜクリードを憎むようになったのか?

2015年に公開された『クリード チャンプを継ぐ男』は『ロッキー』シリーズのスピンオフではあったものの、映画の完成度はスピンオフの枠を超えて一つの作品として際立っていた。 『クリード チャンプを継ぐ男』は伝説のボクサー、ロッキー・バルボアのライバルかつ親友のアポロ・クリードの息子(私生児)であるアド […]

  • 2023年5月25日
  • 2024年5月29日

『君の名は。』映画の中では描かれなかった本当の物語とは?

『夢と知りせば ー男女取りえばや物語』2016年に公開された新海誠監督の『君の名は。』は元々の企画の段階ではこのタイトルだった。 『夢と知りせば』 そのタイトルは平安時代の女流歌人である小野小町の『思ひつつ寝ればや人の見えつらむ夢と知りせば覚めざらましを』に由来している。現代語に訳せば「あの人を思い […]

  • 2023年5月19日
  • 2025年7月30日

『ランボー』「何も終わっちゃいない」なぜランボーの戦争は続いたままなのか

英語には「Going Rambo」という慣用句があるらしい。「(ランボーのように)メチャクチャにやってやるぞ!」という意味らしいのだが、この言葉のように一般の人々がランボーに抱くのもこのようなイメージだろう。好戦的でサバイバルのスペシャリストで驚くほどの戦闘スキルを持ち、大勢を一人で殺していく男。 […]

  • 2023年5月13日
  • 2024年5月29日

『竜とそばかすの姫』なぜ鈴は一人で恵の元へ向かったのか?

あ、これ『レディ・プレイヤー1』だ。それが『竜とそばかすの姫』を観た時の正直な感想だ。 『竜とそばかすの姫』は2021年に公開された細田守監督のアニメ映画。声の出演は中村佳穂らが務めている。 『竜とそばかすの姫』 『レディ・プレイヤー1』も『竜とそばかすの姫』も現実世界ではイケてない若者が仮想現実の […]

  • 2023年5月13日
  • 2024年5月29日

『天気の子』帆高はなぜ銃をとったのか

『天気の子』 2016年に公開された『君の名は。』は新海誠監督のブレイク作にして、251億円もの興行収入を記録した。 『君の名は。』の次の新海誠監督の作品が2019年に公開された『天気の子』だ。声の出演は森七菜、醍醐虎太郎らが務めている。 降り止まない雨 舞台は2021年。田舎から家出してきた高校一 […]

  • 2023年5月7日
  • 2024年5月29日

『黒い司法 0%からの奇跡』今も終わらない「アラバマ物語」

1964年に公民権法が成立し、法によって人種差別は禁じられた。 恥ずべきことだが、それから60年以上経った現代においても人種差別はなくなってはいない。『アメリカン・ヒストリーX』、『フルートベール駅で』などは現代の人種差別をテーマにした映画だ。 だが、それらが描く人種差別はあくまでも人種差別する個人 […]

  • 2023年5月6日
  • 2024年9月13日

『エイリアン3』がエイズ問題を描いたというのは本当か?

『セブン』や『ゴーン・ガール』などで知られる映画監督のデヴィッド・フィンチャー。彼の長編映画デビュー作が『エイリアン3』だ。 だが、『エイリアン3』は公開当時批評家からは酷評され、観客からの評価も芳しいものではなかった。フィンチャーは「新たに映画を撮るくらいなら、大腸癌で死んだ方がマシだ」との言葉も […]

  • 2023年5月5日
  • 2025年6月29日

『ゴジラの逆襲』VSアンギラス!「ゴジラ映画」を決定づけた原点

1954年に公開された『ゴジラ』は961万人を動員した大ヒット映画となった。当時の日本の人口が8,800万人だったため、単純計算で日本人の10人に1人が『ゴジラ』を観たことになる。 この大成功を受けて制作されたのが『ゴジラの逆襲』だ。 『ゴジラの逆襲』 『ゴジラの逆襲』は1955年に公開された『ゴジ […]

  • 2023年5月5日
  • 2024年5月29日

『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』泣けるだけじゃない、時代考証も優れた名作

常々、疑問に思っていた。学校で習う「歴史」の内容についてだ。歴史と一口に言っても、政治史、経済史、文化史など切り口によっていくつもの歴史が出来上がり、かつそのどれもが正しく歴史と呼べるものであるとも思う。だが、学校の授業における「歴史」とは政治史と戦争史に余りに偏ってはいないか?そういった意味では歴 […]

  • 2023年4月30日
  • 2025年6月29日

『ゴジラ対ヘドラ』ゴジラ映画を超えたトラウマ級の問題作を紐解く

『ALWAYS 三丁目の夕日』や『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』は昭和の高度経済成長期を古き良き時代としてノスタルジックに描いた。インターネットも携帯もない時代だが、今と比べたらゆっくりした時間の流れと人情に溢れた大らかな時代だったのだろう。 だが、ノスタルジーがしばしそ […]

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BLACK MARIA NEVER SLEEPS.

映画から「時代」と「今」を考察する
「映画」と一口に言っても、そのテーマは多岐にわたる。
そしてそれ以上に観客の受け取り方は無限大だ。 エジソンが世界最初の映画スタジオ、通称「ブラック・マリア」を作った時からそれは変わらないだろう。
映画は決して眠らずに「時代」と「今」を常に映し出している。

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