- 2022年1月7日
- 2024年5月29日
『炎の人 ゴッホ』本当の芸術とは何か?
なぜファン・ゴッホの人生はこれほど人を惹き付けるのか。 ヴィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ。日本人にとってはピカソと並んで有名な画家だろう。ちなみにゴッホではなく、ファン・ゴッホと書いているのは、本来ファン・ゴッホでひとつの姓であるからだ。 (従来の「ゴッホ」のみの呼称は厳密に言えば誤り) 私自 […]
なぜファン・ゴッホの人生はこれほど人を惹き付けるのか。 ヴィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ。日本人にとってはピカソと並んで有名な画家だろう。ちなみにゴッホではなく、ファン・ゴッホと書いているのは、本来ファン・ゴッホでひとつの姓であるからだ。 (従来の「ゴッホ」のみの呼称は厳密に言えば誤り) 私自 […]
小学生のときに公開された『マトリックス』は言葉通り衝撃だった。世界観、音楽、アクション、その全てが圧倒的だった。 マリリン・マンソンやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンを知ったのも『マトリックス』がきっかけだった。 当時はまだ仮想現実の概念も浸透してない時代であったから、必死で作品の設定を「予習」し […]
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の考察で、ダニエル・クレイグ版の『007』がそれまでの『007』と比べどう変化してきたのかを自分なりに書いたつもりだ。 『007』もまた時代に合わせた作品になっており、ボンドガールも強い女性として描かれることが多くなったと書いたのだが、基本的には今作においてもその […]
唐突だが、「50万人から100万人もの人が犠牲になった虐殺があった」と言われて、それは何だと思うだろうか。 第二次世界大戦中の出来事?もしくはベトナム戦争?少し世界史の知識がある人ならカンボジアのポル・ポトを思い浮かべるだろうか。 だが、「1994年に50万人から100万人もの人が犠牲になった虐殺が […]
1954年に公開されたエリア・カザン監督の『波止場』にはキリスト教の要素が色濃く盛り込まれている。カザン本人はキリスト教を忌み嫌っていたが、ギリシャ移民であり、元共産党員でもあったカザンは赤狩りの時代のアメリカで共産主義者ではないかとの嫌疑を持たれ、非米活動委員会の公聴会に呼ばれた。赤狩りの時代、公 […]
1940年代から50年代初頭にかけてハリウッドには赤狩りの嵐が吹き荒れた。赤狩りとは政府が国内の共産党員および共産主義者を公職から追放することだ。 赤狩りは共和党右派のジョセフ・マッカーシーを中心に進められ、その嫌疑をかけられた者は非米活動委員会に召喚され、公聴会の場で自らの立場を明確にせねばならな […]
フランク・キャプラが監督した映画のひとつに『スミス都へ行く』という作品がある。ジェームズ・スチュワート演じる純朴な田舎の無学な青年、ジェファーソン・スミスが上院議員としてワシントンへ赴き、そこでワシントンの政治腐敗と戦う物語だ。 『スミス都へ行く』はフランク・キャプラらしいヒューマニズムに溢れた作品 […]
リチャード・ニクソンはアメリカの政治史上唯一任期の途中で辞任した大統領だ。そのきっかけは1972年のウォーターゲート事件だった。 1972年6月17日にアメリカ・ワシントンのウォーターゲートホテルに入っていた民主党全国委員会に5人組が侵入したところを警備員が発見。逮捕された犯行グループが盗聴器を所持 […]
No time to die=まだ死ぬときではないというタイトルとは裏腹にダニエル・クレイグは今作をもってジェームズ・ボンドから引退する。 『007/スペクター』の頃から引退を公言していたダニエル・クレイグだが、本作はもう二度と彼がジェームズ・ボンドを演じることはないのだと思い知らされる内容になって […]