- 2025年4月28日
- 2025年7月6日
『ロッキー』はなぜアメリカン・ニューシネマを終わらせることができたのか?
『ロッキー』がアメリカン・ニューシネマを終わらせたー。 ボクシング映画の金字塔であり、シルヴェスター・スタローンを一躍スターダムに押し上げた『ロッキー』は多くのメディアからそう評されてきた。 アメリカン・ニューシネマ アメリカン・ニューシネマとは、1960年代末から1970年代にかけて流行した、それ […]
『ロッキー』がアメリカン・ニューシネマを終わらせたー。 ボクシング映画の金字塔であり、シルヴェスター・スタローンを一躍スターダムに押し上げた『ロッキー』は多くのメディアからそう評されてきた。 アメリカン・ニューシネマ アメリカン・ニューシネマとは、1960年代末から1970年代にかけて流行した、それ […]
最近のJ-POPはイントロが短くなっており、サビ始まりの曲も増えているという。 ショート動画や、サブスクで、できるだけスキップを避け、より多くの人の耳を惹きつけるには最初のツカミこそが大事だということだろう。 地上最大のショー 今回紹介する『グレイテスト・ショーマン』もそんな映画だ。 闇の中で呟くよ […]
『ターミネーター』シリーズは映画界の中でも特に有名なフランチャイズだ。現在までにリブートを含め、映画は6作、ドラマが1本、他にアニメやゲームも作られている。マーベル映画は別として(個人的にはスコセッシが言ったようにあれは映画ではないと思う)、『エイリアン』シリーズや『スター・ウォーズ』シリーズにも比 […]
映画監督のジョナサン・デミは1993年に『フィラデルフィア』というエイズをテーマにした映画を作り上げる。このタイトルは、映画の舞台がフィラデルフィアであることに加え、フィラデルフィアが「友愛の街」と呼ばれること、しかしそれに反して現実はそうではないというアンチテーゼも含んだ意味合いで命名された。 デ […]
北野武の映画と言えば、バイオレンスをイメージする人も少なくないだろう。『アウトレイジ』シリーズはセリフとセリフの間を極限に詰め、まるでしゃべくり漫才のようなテンポで怒声が飛び交う。北野武は『アウトレイジ』シリーズについて、「高倉健さんの任侠もの、深作(欣二)さんの『仁義なき戦い』の流れの次に来る映画 […]
トム・クルーズ主演の『7月4日に生まれて』を初めて観た時はその戦場の描写の生々しさに驚いた。 極度の緊張の中、パニックになり銃を乱射する最前線の兵士たち、そして、自分たちが撃った相手がベトコンでなく、民間人だとわかったときの狼狽と絶望、神経をすり減らし、極度の緊張に陥った時の脆さ。ランボーのように敵 […]
北野武が映画監督として脚光を浴びたのは、その比類なき暴力表現のリアリズムにあっただろう。それはハリウッドのアクション映画とは対極にある、「ヒリヒリするほど怖い」暴力だ。爽快よりも冷酷、盛り上がりも何もなく、ただ一瞬ですべてが終わる唐突さと潔さ。 昨今の北野映画は『アウトレイジ』シリーズに象徴されるよ […]
私が子供の頃は、夏になると心霊写真などのホラーコンテンツがテレビで特集されていた。「おわかりいただけただろうか」で有名なアレである。 しかし、ネットの発達で情報が容易に手に入る今、当時特集されていた心霊写真のほとんどは科学的に説明のつく現象だったことがわかるようになってしまった。 妖怪や幽霊やオカル […]
『うつろな人々』 イギリスの詩人、T.S.エリオットは、1925年に代表作となる『うつろな人々』を発表した。 エリオットの目から見た現代人の魂の空虚を描写した作品だ。 1925年当時の青年たちは「ロストジェネレーション」の世代とも呼ばれる。日本では「失われた世代」と呼ばれることが多いが、正確に言えば […]
『グレムリン』という映画を知ったのは小学4年生の時だ。映画好きな担任の先生が、今度テレビで面白い映画があるよ、と紹介してくれたのが『グレムリン』だった。 たしかに『グレムリン』は子供向けの映画に思える。 主人公たちが飼う、不思議な生物「モグワイ」も可愛らしいし、彼らが変貌したグレムリンも特撮好きの男 […]