• 2022年8月20日
  • 2025年6月22日

『ブラックホーク・ダウン』衝撃の実話。9.11後のアメリカはなぜ今作を求めたのか

ルワンダで起きたツチ族とフツ族の対立は1994年に100万人もの犠牲者を出したルワンダ虐殺という悲劇を呼んだ。 ここまで被害が拡大したひとつの原因はアメリカをはじめとする国際社会がルワンダへの介入に消極的だったからだ。 2004年に公開された『ホテル・ルワンダ』はそのルワンダ虐殺をテーマにした映画だ […]

  • 2022年8月18日
  • 2023年7月23日

暴力の系譜 映画が描く暴力は現実社会にどのように受容されるべきか

映画における暴力は時に現実社会に影響を与え、現実社会の暴力も映画に影響を与えてきた。 その事実自体も非常に興味深いが、映画の中の暴力が現実社会にそのまま暴力として転写されるのは正しい受容のされ方と言えるのだろうか? 『タクシードライバー』とレーガン大統領狙撃事件 まずは映画の暴力と現実の暴力が互いに […]

  • 2022年8月18日
  • 2024年10月30日

9.11 同時多発テロとアメリカを映画はどう描いてきたのか

2001年9月11に起きたテロは世界を一変させた。アメリカ史上最も多くの犠牲者を出したテロ事件であり、その後の世界情勢を塗り替えた出来事なのは間違いない。その影響はあらゆる所へ及んだ。 もちろんハリウッドも例外ではない。テロから2ヶ月後の11月11日にブッシュ政権のカール・ローブ次席大統領補佐官がア […]

  • 2022年7月24日
  • 2025年6月26日

『スミス都へ行く』民主主義の理想を込めたキャプラスク

2011年に公開された三谷幸喜監督の『ステキな金縛り』は負け続けのダメ弁護士が被疑者のアリバイを証明するために、落武者の幽霊を証人として裁判に出廷させるコメディだ。 主人公は深津絵里演じる宝生エミ。エミは裁判で負け続けており、後がない状況に追い込まれているが、故人である彼女の父、宝生輝夫は優秀な弁護 […]

  • 2022年7月24日
  • 2024年5月29日

『マーシャル・ロー』9.11のテロを予見した映画

英語で包囲のことはsiegeシージーという。 今回紹介する映画『マーシャル・ロー』の原題はsiegeだが、日本語の語感が良くないということで、邦題が『マーシャル・ロー』に変更された経緯がある。マーシャル・ローは「戒厳令」を意味する。 『マーシャル・ロー』 『マーシャル・ロー』は1998年に公開された […]

  • 2022年7月18日
  • 2024年5月29日

『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』ジョージ・クルーニーが訴える理想とは遠い選挙の実態

今は参議院選挙も終わったが、このレビューを書き始めたのは2022年7月9日。参議院選挙の投票日を明日に控えているタイミングだった。 選挙活動に勤しむ候補者を見ながらなぜ日本の選挙は政策が前に出てこずに名前だけがこれほど連呼されるのか?という思いに駆られた。では、他の国の選挙はどうなのだろう? という […]

  • 2022年7月7日
  • 2025年6月25日

『最後の誘惑』はなぜ批判されたのか?上映禁止にもなった映画史上最大の問題作

「聖人としてのキリストより人間としてのキリストに興味があった」 マーティン・スコセッシはキリストについてそう語っている。 スコセッシは弱さや迷いを持った人間としてのキリストを『最後の誘惑』という映画で描いた。 『最後の誘惑』は1988年に公開されたマーティン・スコセッシ監督、ウィレム・デフォー主演の […]

  • 2022年6月30日
  • 2025年7月1日

『プラトーン』エリアスとバーンズは何を象徴しているのか

ベトナム戦争をテーマにした映画は枚挙に暇がないが、その中でも『プラトーン』は特別な作品と言えるだろう。 監督のオリバー・ストーンは実際にベトナムの戦場を経験したからだ。 『プラトーン』 『プラトーン』は1986年に公開されたオリバー・ストーン監督の戦争映画。主演はチャーリー・シーンが務めている。 タ […]

  • 2022年6月20日
  • 2025年7月30日

『ギャング・オブ・ニューヨーク』なぜスコセッシは暴力を描くのか?

マーティン・スコセッシはニューヨークのリトル・イタリーで育った。喘息持ちでやせっぽちだったスコセッシは薬が手放せず、「薬のマーティ」とよばれいじめられていた。喘息のせいで他の子供と同じように外で遊べなかったために子供の頃から映画に親しんでいた。 暴力に怯える少年時代を送ったスコセッシだったが、それと […]

  • 2022年6月20日
  • 2025年7月29日

『スターシップ・トゥルーパーズ』 プロパガンダに隠された「猛毒」

近所のローソンに500mlの缶のコーラがあり、好きで時々読飲んでいる。冷えた炭酸の刺激で気づかないが、時間が経って温くなったコーラには強烈な甘さがある。 500mlのコーラには角砂糖14個分もの砂糖が使われているという。 『スターシップ・トゥルーパーズ』も一見すると宇宙が舞台のSFアクション映画なの […]

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BLACK MARIA NEVER SLEEPS.

映画から「時代」と「今」を考察する
「映画」と一口に言っても、そのテーマは多岐にわたる。
そしてそれ以上に観客の受け取り方は無限大だ。 エジソンが世界最初の映画スタジオ、通称「ブラック・マリア」を作った時からそれは変わらないだろう。
映画は決して眠らずに「時代」と「今」を常に映し出している。

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