- 2022年10月5日
- 2025年8月16日
『her/世界でひとつの彼女』AIとの恋愛から考える「愛を構成するもの」
Microsoftが開発した女子高生AIの「りんな」を知っているだろうか。LINEやツイッターではりんなのアカウントがあり、りんなとコミュニケーションを楽しむことができる。 ギズモートの記事で読んだが、そんなりんなに寄せられるメッセージのうち、「好き」は月間35万回以上、「結婚しよう」は4万回以上だ […]
Microsoftが開発した女子高生AIの「りんな」を知っているだろうか。LINEやツイッターではりんなのアカウントがあり、りんなとコミュニケーションを楽しむことができる。 ギズモートの記事で読んだが、そんなりんなに寄せられるメッセージのうち、「好き」は月間35万回以上、「結婚しよう」は4万回以上だ […]
2022年9月13日、ジャン・リュック・ゴダールが亡くなった。世間は岸田内閣の支持率や、あるいは統一教会の話題で溢れる中、個人的には最も驚いたニュースのひとつだった。 訃報を知ったその日、自宅にあるDVDを久しぶりに観返すことにした。 ジャン・リュック・ゴダール監督作の『気狂いピエロ』だ。 『気狂い […]
最高峰の「商品」 のっけから恐縮だが、私はいわゆるマーベル映画が好きではない。 映画監督のマーティン・スコセッシはマーベル映画を「マーベル映画はシネマだとは思わない。正直、マーベル映画はテーマパークのような感じで、感情的・心理的体験を他の人に伝えようとしている人間の映画ではない」と評して賛否両論を巻 […]
元々ゾンビとはブードゥー教における、生き返った死者を指す言葉だった。「生ける死者」となった彼らは奴隷として永遠に働くこととなる。いわば、生者のために存在する哀れな存在であった。 ゾンビが初めてスクリーンに登場したのは1932年に公開された。ベラ・ルゴシ主演の『恐怖城(ホワイト・ゾンビ)』だった。しか […]
いつからだろうか、「芸能人の月収公開」みたいなコンテンツをよく目にするようになった。 確かに華やかな世界で活躍する人の収入が気になる人も多いのだろう。 だが、こういう「金の話」が下品であるとは誰も思わなくなったのだろうか?いわゆるITバブルの頃からだろうか、金の話から恥という概念が消えた。 「愛は金 […]
「全ての動物は夜に徘徊する」 『タクシードライバー』はそんな主人公の独白から始まる。 『タクシードライバー』は1976年に公開されたマーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ 主演のアメリカ映画だ。 真夜中のニューヨーク。そこに生きるベトナム帰還兵の一人の孤独な男を描いている。 「こんなに暗い […]
ルワンダで起きたツチ族とフツ族の対立は1994年に100万人もの犠牲者を出したルワンダ虐殺という悲劇を呼んだ。 ここまで被害が拡大したひとつの原因はアメリカをはじめとする国際社会がルワンダへの介入に消極的だったからだ。 2004年に公開された『ホテル・ルワンダ』はそのルワンダ虐殺をテーマにした映画だ […]
2011年に公開された三谷幸喜監督の『ステキな金縛り』は負け続けのダメ弁護士が被疑者のアリバイを証明するために、落武者の幽霊を証人として裁判に出廷させるコメディだ。 主人公は深津絵里演じる宝生エミ。エミは裁判で負け続けており、後がない状況に追い込まれているが、故人である彼女の父、宝生輝夫は優秀な弁護 […]
英語で包囲のことはsiegeシージーという。 今回紹介する映画『マーシャル・ロー』の原題はsiegeだが、日本語の語感が良くないということで、邦題が『マーシャル・ロー』に変更された経緯がある。マーシャル・ローは「戒厳令」を意味する。 『マーシャル・ロー』 『マーシャル・ロー』は1998年に公開された […]
今は参議院選挙も終わったが、このレビューを書き始めたのは2022年7月9日。参議院選挙の投票日を明日に控えているタイミングだった。 選挙活動に勤しむ候補者を見ながらなぜ日本の選挙は政策が前に出てこずに名前だけがこれほど連呼されるのか?という思いに駆られた。では、他の国の選挙はどうなのだろう? という […]