- 2023年10月28日
- 2025年8月16日
『ザ・クリエイター/創造者』
2014年に公開された『GODZILLA ゴジラ』には度肝を抜かれた。 それはもちろん、ハリウッドのVFXで再構成された、ゴジラの重量感や破壊される街、水しぶきの細かさなど、日本の特撮では描写できなかった表現の素晴らしさも大きかったのだが、視覚的なものだけではないゴジラの描き方にあった。 日本人にと […]
2014年に公開された『GODZILLA ゴジラ』には度肝を抜かれた。 それはもちろん、ハリウッドのVFXで再構成された、ゴジラの重量感や破壊される街、水しぶきの細かさなど、日本の特撮では描写できなかった表現の素晴らしさも大きかったのだが、視覚的なものだけではないゴジラの描き方にあった。 日本人にと […]
『ゴジラ対ヘドラ』の解説でもチラリと触れているが、2023年の春に「特撮のDNA」と題されたゴジラ展に行ってきた。 元々『ゴジラ』シリーズの大ファンだが、実際に撮影で使われた小道具や着ぐるみ、怪獣の頭部などを間近で目にできるのは正に至福の時間だった。 特撮とは 特撮という言葉にはアナログな温かみが感 […]
「都会では自殺する若者が増えている」 井上陽水の名曲『傘がない』はそんな一節から始まる。 この曲が発売されたのは1972年。この年の日本の自殺者数は18015人だった。 いまや自殺者の数は年間3万人を越え、先進国の中では韓国と並んで自殺者の多い国となってしまった。 道端では政治家のポスターをよく見か […]
ジョニー・デップの初監督作品となった『ブレイブ』はデップ自身のルーツでもあるアメリカインディアンをテーマにした作品だ。しかし、『ブレイブ』は批評的に失敗し、監督のデップは北米での劇場公開を断念する結果となった。 『ブレイブ』は美しい作品ではあるものの、どうしょうもなく救いのない作品でもある。その重さ […]
映画好きを自認する人でウディ・アレンの名を知らない人はいないだろう。 映画界でもトップクラスの功績を持ちながらも、よハリウッドには背を向け続け、『アニー・ホール』のアカデミー賞授賞式の日でさえもウディ・アレン本人は毎週月曜日の演奏会のためにニューヨークにいたという伝説を持つ。 私もウディ・アレンのフ […]
2022年に公開されたデイミアン・チャゼル監督の『バビロン』はサイレントからトーキーへと移り変わる時代のハリウッドを舞台にした作品だ。 『バビロン』では『ハリウッド・レビュー』や『ジャズシンガー』など今も現存する当時の実際の映画が取り上げられている。だが『ハリウッド・レビュー』にも出演したジョン・ギ […]
つくづく便利な時代になったものだ。 部屋でストリーミングで映画を観ていると本当にそう実感する。 ストリーミングの元々のライバルはレンタルビデオだったと思う。視聴期間も返す手間も、延滞料金もかからない、その上、何本観ても料金は変わらない。まさにレンタルビデオの弱点はほぼカバーできている。視聴デバイスを […]
2005年10月、新しいジェームズ・ボンド役としてダニエル・クレイグが発表されたとき、『007』のファンからは一斉に批判が巻き起こった。 それまでのジェームズ・ボンドのイメージと反する、金髪のボンドだったからだ。 その頃を振り返ってダニエル・クレイグはこう述べている。「批判は子供の罵りのような言葉だ […]
クリスチャン・ベールはいわゆるカメレオン俳優としても知られている。役柄によって極端に見た目を変えてしまうからだ。 2004年に公開された『マシニスト』では1年間不眠症の主人公を演じるために80㎏から55㎏まで体重を落とした(本人としてはもっと落としたかったそうだが、医者に止められたという)。また20 […]
叶井俊太郎と倉田真由美の共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』を買って読んでいるが、1ページ目から爆笑してしまった。「うっかり父の不在に気付かずのびのび育つ」そんなことってある?! 短くシンプルな文書だが、インパクトと笑いを誘う名文だ。 同著では叶井俊 […]